相手にしてはいけない男性とは。
先日、腹立たしそうにある女性が「男性はバカな女が好きですよね?」っておっしゃるので、「え?どうしてそう思うの?」と聞いてみました。
「男って自分が一番だと思いたいからじゃないですか」との答えでした。
よほど男性に対して悔しい記憶があるのでしょう・・・しかも「バカな女」って何気に同性もディスってる・・・女性に対しても嫌なことがあったのかな?と色々想像してしまいました。
頭のいい人と悪い人が好きかと言われたら、もちろん頭のいい人のほうがいいですし、できれば知的なパートナーに頼りたいですよね。
ですが、「知的な人」という認識は女性自身が持っているコンプレックスによって大きく変わります。
例えば、キャリアを持った女性によくあるのですが、その根底に男性にバカにされたくないという強い劣等感から男性に対抗意識をもって生きてきた場合、「知的だな」と感じる男性に出会うと闘いのゴングが鳴り、相手の至らない所を探ったり、自分の立場は下じゃないのよ、と無意識にアピールしてしまう傾向があります。
男性の自慢話に気づくと「それなら私も知っています。私にだってできます。私にも経験があります。いえ、むしろ、あなた以上かもです」とヒートアップしてしまうのです。
男性側はただ「すごいですね~」と言ってほしかっただけだったのに面喰います。一方で女性側は「共通の話題もあって手ごたえがあったな~」なんて思っています。相手から次のデートのお誘いがないのは、自慢欲を満たしてあげていなかったのかもしれません。
男性の自慢欲は性欲と同じくらい強いです。褒めるか知らないフリをするだけでよかったのです。
知らないフリをすればいいのであって、あなた自身が「バカ」である必要はないですし、「バカ」と言われているわけではありません。
自慢欲を満たされてモチベーションが上がる男性なら心根の優しい方ですよ。あなたのことを大切にしてくれる可能性は大きいです。
女性側からカラダを安易に差し出して男性の性欲を満たすのはいけませんが、自慢欲であれば言葉一つ、態度一つで満たしてあげることができます。誠実なお付き合いを望むなら、相手の素性を深く知ることが先決ですから、男性が気持ちよく自己開示する環境を作るためにも「知らないフリ」は必要なアクションです。
一方、劣等感が強いことで男性に依存しがちな女性の場合は、気を付けなければいけないことがあります。
文句を言っているだけの男性、否定しているだけの男性、武勇伝を語っているだけの男性に「自分と違う視点持っててスゴイ」「頭よさそう」と勘違いしてしまう事です。こういうタイプの男性の自慢欲の満たし方は女性を自分より劣っているポジションに置くこと。そのためには暴言や暴力、束縛など手段を選びません。
確実に将来はマウンティングされる結婚生活が待っていますから、気づいたらすぐにでも関係を断ち切っていかなければなりません。
このように「知的な人」の定義は、個々の気質によって違います。あなたの条件に合う男性に出会えないのは、条件そのものではなく、自分の捉え方が原因だとしたら、見直していく必要があるのはあなたの内面に抱えた問題です。
男性が心地いいと感じる女性とは意外とシンプルです。男性をやる気にさせるのは女性次第とも言えます。
運命の出会いを見逃しているとしたら勿体ないですから、内面の問題を解消してあなた本来の魅力をアピールできるようになりましょう。