アタッチメントとは
アタッチメントとは、日本では「愛着」と訳されています。
「愛着障害」なら、聞いたことがあるのではないでしょうか。
人は生まれて間もなく、自分を守り育ててくれる養育者との間でコミュニケーションに必要な学習をしていきます。
子どもとの密接な関係性を持つのはやはり母親であることが多いですから、親子のつながりという視点でアタッチメントが日本で「愛着」と訳されたのも納得できます。
ところが、この時期に安心を得られる環境を全ての人が与えられるわけではありません。
- 養育者との強制的な別離があった
- 養育者(特に母親)とスキンシップ不足だった
- 愛着を持つ対象が度々変わった
- 安全が脅かされる環境に晒されていた
このような環境に晒されると、潜在的に常に不安感を抱えた状態となり、成長後も人間関係を構築するときに過敏になりすぎたり、逆に表面的な付き合いだけでそれ以上に進めなかったりすることがあります。
この状態を日本では「愛着障害」と呼んでいます。
ですが、子どもの発達段階にとどまらず、私たちは他者への共感や愛情、あるいは憎悪と言った感情を人生を通じて持っています。アタッチメントという言葉をより広い意味で捉えてより近い日本語を充てるとするなら、「絆」と言えるのではないでしょうか。



