メイクも婚活も大事なのは○○。
「結婚相談所でお付き合いをするかどうか
デート3回で決めろと言われるが
人生の大事な決断をたった3回で決めるなんてできないです・・・」
というおっしゃっていたご相談者様がいました。まぁ気持ちはわからないでもないです。
結婚相談所は早く成婚させたいという思惑もあるかもしれませんが、だからと言ってダラダラと決断を先延ばしにするのは相手にも失礼です。
互いに人生の大事な時間を割いているわけですからね。
せかしているのではありませんよ。人間には「直感」が備わっています。その直感もまず磨いていくのがいいですね。
直感とは単なる思い付きとは別です。私は、「直感」とは言い換えると「危機回避機能」であると考えています。初めての出会いで「この人ヤバい」とか「何か引っかかる」はほぼ間違いないです。
デート3回ルールにもそれなりの根拠があります。
人間は第一印象で感じたことを軸に相手を判断し、
2回目で「この前感じたことは間違っていないか」を検索し、
3回目で「1回目と2回目に感じたこと」を確信する。
これは「スリーセット効果」と言われています。
つまり・・・1回目の印象でほぼ相手に対するジャッジは終了していて、残りの2回はおまけの確認作業なのです。第一印象がいかに大事であるかはこれでわかると思います。これは相手から見たあなたにも言えることですよ。
では、そもそもあなたの中に男性は怖い・嫌い・汚い…などの警戒心が潜在的にあると、危機センサーや直感の発動すらありません。彼がどんなに理想的な人であっても、1回目のデートの前にジャッジは終わってしまっているからです。
一方で、男性に対する依存心が強い場合は、逆に危機センサーがOFFになってしまいます。
これでは何度男性との出会いを重ねても教訓が得られません。
男性への恐怖心には人生で何かのきっかけがあります。父親の厳しさや母親の過干渉、過去の失恋や幼少期の性的被害などが隠れています。理由は人それぞれですが男性と付き合う以前の基礎経験を乗り越える必要があります。ここをクリアにすると婚活ライフに大きな変化が現れますよ。
つまり、メイクも婚活も大事なのはファンデーション(基礎・土台)。
見た目を磨くだけでなく、あなたの内面に隠れている男性観を見直さなければせっかくの出会いを逃している可能性があるのです。
先ほど挙げた過去の体験をなかったことにすることはできませんが、辛い感情の再現を止めることはできます。再現できなれば過去は単なる「出来事」へと脳で変換されていきます。これは「忘れよう」「なかったことにしよう」という意志の力ではなく、脳の学習によるセルフ・コントロールの方法があります。
それが感情解放なんですね。