あなたのメガネは何色メガネ?

自分を守るための機能の一つに「投影」があります

人は自分を守るために人生で学んだ経験から自分独自の色眼鏡で世界を見ています
この世界のことを価値観といいます

色眼鏡と言っても肉体と一体になってるので外からは見えない
すでに見ている世界に色がついてるなんて自分も気づいていない
この色眼鏡で目の前の現実を見てしまうのが「投影」です

例えば私の母について言うと
母は子供の頃から足に障害があったことで差別を受けていました
近所の人たちからバカにされたり
私も「障がい者の娘だから頭が悪い」とか言われてました

母の色眼鏡は「私(母自身)の悪口を言う人は絶対不幸になる」
…呪い?(笑)

確かに母をいじめた近所のおばあさんがその後自分も足が悪くなったりして
母は「それ見たことか!」と納得していましたが
今思えば足が悪くなったのは年をとったからだと思うのよ
そう信じている母は怖かったな
私も「母ちゃんバカにすると呪われるんだ」って信じていましたよ(笑)

今までバカにしてきた人たちへの怒りで母は呪いの色眼鏡を作り
世の中の人へ当てはめてくじけないように自分を守ろうとしていたわけです

お子さんが朝のバタバタしているときに
「この忙しいのにのんびりしてないで早くご飯食べちゃってよ!支度してよ!」
なんて怒ってしまうのは
子供に対するイライラよりも「母親はのんびりできない」という色眼鏡

子供そのものがイライラの原因ではないけど
自分を守るためには怒りを発散しないといけない
お母さんのココロを代弁するなら
「私はこんなに我慢しているのにあんたたちは何でのんきな顔してるのよ」
ということになるのかな

そして更にこれを言い換えると
「私だってのんびりしたいのに」という思いでもあるわけです
1日に5分でも10分でも自分だけの時間作ろうかな…と気づけば
少しずつイライラは緩和すると思いますよ
ここでイライラの原因をダイレクトに子供だと思ってしまうと虐待に繋がってしまいます

自分の思いに気づけばそれだけで色眼鏡に変化が出てくるものです

他にも
結婚してから相手が「こんなはずじゃなかった」なんて絶望している場合
「彼は私の寂しさを解消してくれるはず」という色眼鏡で誰かを求めるので
(つまり愛する人ではないのよ)
相手の性格や振る舞いを予想以上に評価してしまって期待を膨らませすぎているわけです
自分の都合のいいように理想化してしまうんですね

自分の寂しさはどこからくるのかを知れば解決策が見えてきます

「こうするべきだ」という理想の色眼鏡は
自分にダメ出しばかりをするので自己評価がどんどん下がります

自分を守るどころか生きづらくストレスのある世界に自分を晒すことになっているなら
もっと違う色眼鏡で「投影」したいと思いませんか

いつでもココロの色眼鏡は交換可能なんですから