これであなたも別人に。

こんな実験があります。

一卵性の双子さんは見た目も考え方も瓜二つのように見えますよね。
そこでそれぞれの「生きづらさ」や「幸福感」も遺伝子レベルで一緒なのかを調べたのです。
結果として、二人が近くにいても、遠くで暮らしていても、共通の認識は全体の30%ほど。残りの70%はそれぞれの人生経験をどう受け止めているかという価値観のもとで作られたものでした。

このことを一人の人間に当てはめると、価値観が70%変わったらもうすでに別人ですよね(笑)
「自分はどうせ変えられない」という前提は、人生で学習してきた後からついてきたものです。

子供の頃。私たちは環境を自分で選べませんでした。

家族。住む家。通う学校。先生。親戚。

それは子供の意志では変えられない環境です。逃げたくても自分の力ではどうにもできませんでした。逃走資金を稼ぐための仕事もありませんでした。我慢してでも、そこにいなければ自分の最低限の生活を保障してもらえませんでした。

さて大人になりましたよ。

環境が変わり、 暮らし方も変わり、 人づきあいも広がり、自分で選べる選択肢も増えています。
それなのに選択肢から新しいものを選べないのです。特に親の機嫌を損ねないように生きてきた人は、「自分がどうしたいのかは二の次」です。お金も自分で稼げるようになったのに、自分での使い方がわからず搾取される側に回る。毒親やヒモを養ってしまう。そんな悲劇を繰り返しています。
蘇るのは「親の顔色や声色」とそれにおびえる自分の姿。

「どうせ自分が選んでも喜んでもらえないのではないか」
「自分の立場が危うくなるのではないか」
結局、「やっぱり自分では変えられない」という信念が固定します。

縁を切って物理的な距離を作っても、この思い込みで心が揺れ、いつまでも自信が持てないでいる人もいます。

このまま頭の中で「たられば」の幸せを考えると、うつ病になりやすいです。

もっとお金があれば…もっと彼が優しければ…もっと自分の容姿が違えば…

現状の不満ののっけ盛りです。しかも自分ですぐに変えられないことばかり。
嫌いなものばかりがのったどんぶりを差し出されても食欲わかないのと同じ。
どんどんやる気が失せて流されていきます。

目の前の現実をどうにかしたいと思う時に「どうせ変えられない」という前提なのか「私には変えていける力がある」という覚悟があるかとでは問題を解決することへの意欲が全く違うので、未来に待ち受ける結果もおのずと変わります。

自分の人生で起きた事件はもう変えようがありません。自分の意志とは無関係に起きていることもたくさんありますから、そこを悔やんでもどうしようもありません。
ですが、「その事件をどう捉えたのか」は自分が構築したもの。そこを変えればそれだけで別人のような人生が始まるということです。
そんなの変えられない!も単なる思い込みです。自分が変わった!と言う人はこの変化を通過してきた人たちです。
だからあなたにもできるんですよ。